➀ローズによるストレスケアと肌のバリア機能
ローズは古くからストレスや月経の不快な症状などを緩和し、肌を整える作用があると伝えられ、美と健康を守るアロマとして使われてきました。
ローズのアロマを嗅ぐことでストレスを緩和させるとともに、ストレスによる皮膚のバリア機能の低下を防ぎ、肌を良い状態に保つことが確認された研究結果も報告されています。
➁カモミールでコラーゲンUP!
カモミールは、ハーブティー、アロマ、成分など、さまざまな形で植物療法として汎用されています。
中でもカモミール・ローマンの成分からつくる天然のアロマは、肌本来の美しさを甦らせ健康な肌を保つことに役立つことが研究結果によって認められました。
この研究は40歳前後の女性44名に、1日1回、4週間、カモミール・ローマン精油1%希釈ホホバオイルまたはホホバオイルのみをセルフトリートメントしながら塗布したところ、いずれの使用群においても、キメが整う例がみられてものでした。
◆ちなみに・・・
皮膚の構造は、表皮の下に真皮層があり、真皮層はコラーゲンとそれを束ねるエラスチンで構成されています。
コラーゲンの産生が活発に行われると、弾力性に優れたハリのある肌が維持されますが、コラーゲンが減少すると表皮のハリが失われ、シワやたるみ、キメの乱れなどにつながります。
コラーゲンは紫外線や活性酸素によって変成し、加齢とともに産生される量が減少します。