ニキビでお悩みの方へ(アロマローションでスキンケア)

ニキビは皮脂の過剰な分泌が原因で起こります。
皮脂は皮膚に適度な湿り気を与えたり、雑菌などの侵入から皮膚を守る大切な働きをしていますが、過剰に分泌されると毛穴をふさいでしまいます。
毛穴深部の毛嚢にはアクネ菌と呼ばれる細菌がすんでおり、毛穴内部にたまった皮脂を分解します。

このアクネ菌に分解された皮脂は毛穴の壁を刺激して、皮脂の通りを詰まらせてしまいます。
こうして皮膚表面に出られなくなった皮脂は、白い油の塊となって毛穴をふさぎ、これが白ニキビとなります。

また、汚れが付着して黒くなるニキビを黒ニキビ、炎症を起こして赤くなったものを赤ニキビといいます。

白ニキビには皮膚の代謝を高めるレモングラスがいいでしょう。
レモングラスに含まれるゲラ二オールという成分は皮膚を活性化させ、詰まった皮脂や老廃物の排出を促すとさせています。

黒ニキビには殺菌作用が期待できるゼラニウムを中心に、ティートリー、ラベンダーなどを用います。
ティートリーのテルピネン4-オールには強力な殺菌採用があるといわれ、アクネ菌の退治によいとされています。
また、ゼラニウムのシトロネロールには感染予防作用や収れん作用が期待できます。
ラベンダーのリナロールには殺菌作用が、酢酸リナリルには鎮静作用が期待でき、皮膚の状態を落ち着かせるといわれています。

赤ニキビには殺菌作用が期待でき皮膚を引き締めるとされるティートリーやラバンサラ、鎮静作用が期待できるラベンダーがが適しています。

これらの精油をキャリアオイルや精製水などで稀釈して、ブレンドオイルやローションを作って用います。
ご自身の肌質に合ったものをつくり、日々のスキンケアに役立てば幸いです。

※肌の状態は人それぞれ違うため、使用の際は専門家の指導のもと行ってください。

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