疲労回復に科学的に証明されているのが「みどりの香り」のするアロマです。
芝生を芝刈り機で刈った時や、新茶の缶を開けた時の香りで、「青葉アルコール」「青葉アルデヒド」と呼ばれる成分です。
みどりの香りをかいでいた時とそうでない時では、かいでいた時の方が作業能力が低下しなかったという研究結果があります。
これは、香りの成分が鼻にある嗅細胞を刺激し、神経を介して脳の神経細胞をに作用し機能を高めることに起因しています。
その結果として、疲れのもとである活性酸素の発生が軽減され、疲労感が軽くなっていると考えられています。
また、疲労の原因としてストレスがあげられます。
ストレスが疲労の原因になるのは、ストレスに対抗しようと交感神経が活性化して脳が覚醒、身体の各器官を戦闘態勢にして緊張状態を作り出しているためです。
強いストレスを長時間受けると、ストレスの種類に関係なく「汎適応症候群」という反応を示します。不安や落ち込み、集中力や思考力が低下するのはこのためです。
そして、ストレス反応が長期化したり慢性化すると、人それぞれの限界値を境にストレスに対する抵抗力は低下します。
働きすぎた自律神経や副腎が疲弊し、ストレスがなくなっても正常に機能しなくなってしまいます。
こうなってしまうと自律神経失調症やうつ病、副腎疲労といった病気に至ることもあります。
根本的な解決方法はストレスの原因そのものを取り除くことで、自分自身の環境を変えることなどが有効です。
とはいえ、そうしことはなかなか容易ではないかと思います。
そんな方は日々の暮らしの中で副交感神経を優位にして疲労度を軽減させる、つまり「癒し」の環境を作り出して心身の休息の時間をつくることが大切です。
当サロンでは、「日本心理学会認定心理士」で「精神保健福祉士」でもあるアロマセラピストが、現場経験を通したストレスケアに海外の専門家に学んだ施術を組み合わせながら、お一人おひとりの状態に合わせた心と身体のケアをさせていただいております。
※精神保健福祉士とは心のケアの国家資格で医療チームに導入された専門職です。
(日本精神保健福祉士協会HPより:http://www.japsw.or.jp/psw/index.htm#1)
疲労やストレスでお悩みの方はお気軽にご相談ください。