女性ホルモンのバランスを整える(ホルモンとストレスのメカニズム)

女性の体は女性ホルモンの影響を強く受けており、ホルモンのバランスによって心身の健康が保たれています。

女性ホルモンはエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)があり、ともに卵巣から分泌されています。

月経や妊娠という生理機能が正常に働くことができるのも、これらのホルモンがバランスよく分泌されているからです。
逆に、ホルモンがきちんと分泌されていないと、さまざまなトラブルを起こす原因になります。

また、ストレスもホルモンバランスを乱す原因になります。
ホルモンの分泌を調整している脳の視床下部はストレスの影響を受けやすく、嫌なことがあったり、悩み事を抱えたりすると働きが不安定になり、ホルモンが正常に分泌されません。

ストレス社会と言われる現代では、ホルモンの分泌が異常になり、20代から頭痛や腹痛、不眠、ほてり、月経不順など更年期のような不定愁訴を訴える人が増えています。

アロマテラピーは補完療法としてさまざまな症状に対して有効な働きが期待できますが、特に婦人科系の症状には大きな効果あると言われています。
精油の中には「クラリセージ」など女性ホルモンと同じような働きをする作用が期待できるものが多数あり、不足しているホルモンを補ったり、ホルモンバランスを調整したりすると言われています。

その結果、月経障害、更年期、自律神経失調症といった症状に役立つでしょう。

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