1.オンライン介護予防体操とは?
<<<コロナに気をつけ,ココロもカラダも元気に!>>>
新型コロナウイルス感染症が流行し,外出の機会が減ったり,友人や離れて暮らす家族と気軽に会えなくなったり,以前とは違う日常を過ごされていると思います。
特に,高齢者の方は,このような状況の中,家で過ごす時間が長くなると,筋力が落ちて動けなくなったり,気持ちが落ち込んで閉じこもってしまうことなどが心配されます。
オンライン介護予防体操では、新型コロナウイルスに気をつけつつ,高齢者の方々が健康を維持するためのものです!
是非,オンラインでの介護予防の情報を活用して,ココロもカラダも元気になりましょう。
分からないこと、疑問点はその場で解決!!
オンライン介護予防体操は動画のような一方的に流すものではなく、双方向で客様のお身体の状態やお気持ち、生活環境(子育てをされながら働いている、など)に合わせながら、疑問に思ったことに対してはその場ですぐ解決をする形で行います!
2.体操の内容
<<<体操の内容>>>
準備体操、有酸素運動、脳トレ(二重課題運動)、筋力トレーニング、ストレッチ、口腔体操
※ 立位で行う体操もございます。
3.ご準備いただく物
参加者にご準備いただく物
オンライン端末(パソコン、タブレット、スマートフォンのいずれか)
インターネット環境(Wi-Fi接続または有線接続)
安定した椅子(キャスターや肘掛けのない、背もたれ付きの椅子)
運動スペース(2メートル四方程度の広さ)
動けるスペース
カメラとスピーカー・マイク機能が付いたパソコンやスマートフォン、
タブレットとインターネット環境が必要です。
ご自宅や施設など、環境が整った場所でご参加ください。
初めての方でも開始時間前にお時間設けて説明しますので、安心してトライしてください。
Zoomのダウンロードをお願いします。
レッスンを閲覧する端末(スマートフォン・タブレット、パソコンなど)に「Zoom」をダウンロードしてください。
iPhoneやiPadからのダウンロードはこちら
https://apps.apple.com/jp/app/zoom-cloud-meetings/id546505307
Androidからのダウンロードはこちら
https://play.google.com/store/apps/details?id=us.zoom.videomeetings&hl=ja
パソコンからのダウンロードはこちら
https://zoom.us/download
Zoomのインストール方法、ミーティングへの参加方法についての詳細はこちら
4.金額
1回(60分)/5,000円
延長可能です!!
※ただし、インターネット通信料は参加者負担となります。
5.注意事項
以下の項目に該当する方は、体操への参加が体への負担となる可能性が高いため、参加をお断りすることがあります。
参加いただいている場合でも、安全上の理由により、途中で参加を中止していただく場合があります。
(注)に当てはまる場合は、主治医へ相談した上で参加の可否を検討します。
(1)心筋梗塞、脳卒中を最近6ヶ月以内に起こしたことがある。
(2)急性期の肺炎・肝炎などの炎症がある。
(注)慢性期のウィルス性肝炎で活動期にある場合
(3)糖尿病があり重篤な合併症(網膜症、腎症)がある、または、HbA1c値が8.4以上である。
(注)合併症がある、または、HbA1cの値が7.4以上8.4未満である場合
(4)血圧値が収縮期血圧180mmHg以上、または、拡張期血圧110mmHg以上である。
(注)収縮期血圧180mmHg未満の高血圧である場合
(5)狭心症、心不全、重症不整脈がある。
(注)コントロールされた心疾患・不整脈がある場合
(6)慢性閉塞性肺疾患(慢性気管支炎・肺気腫など)で、息切れ・呼吸困難がある。
(注)症状の軽い状態である場合
(7)関節痛・関節炎・腰痛・神経症状があり、急性期である。
(注)慢性期である場合
(8)その他
(注)骨粗しょう症で、かつ、脊椎圧迫骨折の既往がある場合
(注)認知機能低下により参加が困難である場合
6.お申込みから受講の流れ
下記の「お申込みフォーム」からお申込みください。
STEP➀お問い合わせ・お申込み
入力フォームより必要事項をご記入の上、ご連絡ください。
・参加者氏名
・郵便番号
・住所
・電話番号
・年齢
・性別
・生年月日
・メールアドレス
STEP➁受付完了
受付完了の案内メールを送ります。
万が一、【メールが届かない】、【URLが見られない】ことがあれば、必ずご連絡ください。
STEP➂参加URL送信
メールで参加URLをお送りします。
初めての方や不安な方には、事前に接続・操作方法をご案内します。
STEP➃当日、参加URLに接続
お時間になりましたら、お送りしたURLからご参加ください
???支払い???
7.私が担当します!(プロフィール)
基本情報
◆名前/八木 孝通(やぎ たかみち)
◆出身/静岡県出身(静岡市在住)
◆生年月日/1978年7月15日
経歴・特徴
・約10年間、介護現場で介護職員として働き、介護現場で実際に介護予防体操をしていました!
・現場で実際にやっている介護予防体操を行うことができます!
・今でも介護施設や病院に訪問してマッサージ等を行っています!
・また、静岡ケアマネ協会や静岡県保健師会、介護施設などで研修会の講師を務めています!
主な講師歴
立教大学・静岡英和学院大学・静岡医療学園専門学校・朝日テレビカルチャー・静岡ケアマネ協会・静岡県保健師会・静岡市自立支援学校・静岡県司法書士会・静岡市立蒲原中学校様・静岡県社会福祉協議会・静岡鉄道・ソニー生命・住友林業・JTB・・・など
担当がコロコロ変わることはありません!
・以前、訪問介護職員をしている時に、「毎回違う人が来るより、いつも同じ人が来る方が安心して接することが出来るよ。」という高齢者の声をたくさんいただきました。
・こうしたご要望に応える意味でも、こちらのオンライン介護予防体操は担当がコロコロ変わることはなく、「前回ココまでやりましたから、今回はココまでやりましょう。」などというように、お一人おひとりの気持ちと体調等に寄り添い行います!
担当者の主なメディア実績
NHK静岡放送・静岡第一テレビ・テレビ静岡・SBSラジオ・シティエフエム静岡・・・など
8.お申込みフォーム
ご質問・ご不明な点がございましたら、以下の公式LINE・メール・お電話にてお気軽にどうぞ!!
ALCの公式LINE
メール
お電話
9.会社概要
店舗名 | ALC(アルク) | 住所 | 〒421-0133 静岡県静岡市駿河区鎌田535-1-5 |
---|---|
電話番号 | 090-4237-6022 |
営業時間 | 10:00~21:00 |
定休日 | 年中無休 |
最寄駅 | 東海道線「安倍川駅」より徒歩1分 |
駐車場 | 有り |
地図
10.コラム
歳をとるとなぜ転倒しやすくなるのか?
人の動きは、通常20代前半ぐらいでピークを迎え、その後は緩やかに消失していきます。
そして、身につけてきた動作の順番と逆の順番で動きが消失していきます。
まず、運動の組み合わせ(2つ以上の動きを組み合わせた動作)が徐々に出来なくなります。
高齢者が駅の改札を通る時に、いったん止まってからでないと切符を取り出すのが難しかったりするのは、2つの動作が同時に出来なくなっている現れです。
その後、乳児期から児童期に獲得した「基本的な動作」の消失が、転倒に繋がります。
2つ以上の動きが同時に出来ないと、
歩いているときに・・・
後ろから急に話しかけると、歩きながらしゃべること(2つの動き)に身体がついていかずに転倒。
目の前に自転車飛び出してくると、自転車を避けながらバランスを取ること(2つの動き)ができずに転倒。
こうした身体の衰えが、危険察知の遅れを招き、転倒のリスクを高めます。
転倒と認知症を予防するには?
転倒予防のためにも、マルチタスク(複数の動作)を取り入れた動きをリハビリやレクリエーションに取り入れ、衰えた動作の維持・向上を目指していきましょう。
1つのことに集中するのではなく、複数のことに意識を分散させることで、転倒予防に繋がります。
また、「運動+頭を使う」といった複数の動作を取り入れた動きは、軽度認知障害がある高齢者の記憶力の改善に効果的だといわれています。
【マルチタスクをプラスすることのメリット】
◆転倒予防・認知症予防につながる
◆失敗が楽しいので笑いが生まれやすい
◆リハレクに簡単にアレンジできるのでリハレクのバリエーションが無限に広がる
認知症・転倒予防体操の例
マルチタスクトレーニングの基本は・・・
①手指を動かす
②頭で考える
③声を出す
④2つのことを同時に行う
今回紹介するのは「道具を一切使わない」空いた時間に誰でも出来るマルチタスクトレーニングです。
ぜひ、TVを見ながら、空いた時間をみつけて生活に取り入れてください!
右手と左手でマルチタスクトレーニング グーパー運動
【1】グーパー運動① 前に出した手がパー 胸の手がグー
右手と左手で違う動きをするマルチタスクトレーニングです。
◆方法
①前に出した手は『パー』胸の手は『グー』
②「ハイ」の合図で入れ替える
③この動きを繰り返す
【2】グーパー運動② 前に出した手がグー 胸の手がパー
動きを変えて難易度をUPさせます。
前に出した手を『グー』に変えるだけで難しくなります。
◆方法
①前に出した手は『グー』胸の手は『パー』
②「ハイ」の合図で動きを入れ替える
③この動きを繰り返す
『グー』を前に出した時のほうが難しくなるのはなぜ?
人はモノを取るときも『パー』転倒するときに手をつくときも「パー」を出します。
『グー』を出す場合は人を殴る時ぐらいしかありません。
『グー』を前に出すことに体が慣れていないので、『パー』を前に出すよりも難しくなります。
【3】グーパー運動③ 手拍子(課題)を入れてグーパー運動
全てのレクリエーションや体操においていえることですが、課題を入れると難しくなります。
今回の課題は『手拍子』です!
◆方法
①前に出した手は『グー』胸の手は『パー』
②手拍子の課題を入れて動きを入れ替える
③この動きを繰り返す
【4】グーパー運動④ 太ももを叩く(課題)を入れてグーパー運動
全てのレクリエーションや体操においていえることですが、課題を入れると難しくなります。
今回の課題は『太ももを叩く』です!
◆方法
①前に出した手は『グー』胸の手は『パー』
②『太ももを叩く』課題を入れて動きを入れ替える
③この動きを繰り返す
【5】グーパー運動⑤ 足踏みをしながらグーパー運動
全てのレクリエーションや体操においていえることですが、課題を入れると難しくなります。
今回の課題は『足踏みをしながら』です!
◆方法
①足踏みをする。
②足踏みを続けながら・・・前に出した手は『グー』胸の手は『パー』
③動きを入れ替える
④この動きを繰り返す
【6】グーパー運動⑥ 足踏みをしながら手拍子(課題)を入れてグーパー運動
全てのレクリエーションや体操においていえることですが、課題を入れると難しくなります。
今回の課題は『足踏みをしながら手拍子』です!
◆方法
①足踏みをする。
②足踏みを続けながら・・・前に出した手は『グー』胸の手は『パー』
③足踏みをしながら・・・手拍子を入れて動きを入れ替える
④この動きを繰り返す
【7】グーパー運動⑦ 『指おり数えて』グーパー運動(胸の手はグー)
全てのレクリエーションや体操においていえることですが、課題を入れると難しくなります。
今回の課題は『指をおり数える』です!
◆方法
①数を数えながら前に出した手で指折り数える。胸の手は『グー』。
②手を入れ替えて次の数字をカウントする。
③この動きを繰り返す
【8】グーパー運動⑧ 『指おり数えて』グーパー運動(胸の手はパー)
全てのレクリエーションや体操においていえることですが、課題を入れると難しくなります。
今回の課題は『指をおり数える』です!
上記の体操の胸が『パー』バージョンです。
◆方法
①数を数えながら前に出した手で指折り数える。胸の手は『パー』。
②手を入れ替えて次の数字をカウントする。
③この動きを繰り返す
右手と左手でマルチタスクトレーニング スリスリ・トントン運動
【9】スリスリ・トントン運動
右手と左手で違う動きをするマルチタスクトレーニングです。
◆方法
①太ももを『グー』で「トントン」たたいて、『パー』で「スリスリ」さする。
②「ハイ」の合図で手を入れ替える。
③この動きを繰り返す
【10】スリスリ・トントン運動アレンジ
スリスリトントンに手拍子の課題を入れて難しくします。
◆方法
①数字を数えながら太ももを『グー』で「トントン」たたいて、『パー』で「スリスリ」さする。
②「5」で手拍子をして手を入れ替える。
③この動きを繰り返す
右手と左手でマルチタスクトレーニング 耳・鼻つまみ運動
【11】耳と鼻つまんで認知症・転倒予防①
左右で違う動き、耳と鼻をつまむ運動を繰り返します。
◆方法
①鼻をつまみ、手を交差(クロス)させて耳をつまむ。
②「」の合図で手を入れ替えます。
③この動きを繰り返す
【12】耳と鼻つまんで認知症・転倒予防②
耳・鼻つまみ運動に手拍子の課題を入れて難しくします。
◆方法
①鼻をつまみ、手を交差(クロス)させて耳をつまむ。
②「手拍子」をして手を替える。
③この動きを繰り返す
右手と左手でマルチタスクトレーニング
【13】脳トレで認知症・転倒予防①
◆方法
①片方の手で拳銃のカタチを作り、反対の手でマト(OKマーク)のカタチを作る
②「バンッ」の合図で手を入れ替える。
③この動きを繰り返す
【14】ガキ使い脳トレで認知症・転倒予防②
左右で違う動きでマルチタスクトレーニングを行っていきます。
手拍子の課題を入れて難しくします。
◆方法
①片方の手で拳銃のカタチを作り、反対の手でマト(OKマーク)のカタチを作る
②「バンッ」の合図で手拍子を入れて手を入れ替える。
③この動きを繰り返す
右手と左手でマルチタスクトレーニング 指体操で認知症・転倒予防
【15】数えて指体操①
左右で違う動きでマルチタスクトレーニングを行っていきます。
数を数えますが、右と左で違う動きをしていきます。
◆方法
①
片方の手は指折り数える→「パー」の状態から指を折り曲げて1・2・3・4・・・と数えていく
片方の指は指を起こして数える→「グー」の状態から指を起こして1・2・3・4・・・と数えていく
【16】数えて指体操②
左右で違う動きでマルチタスクトレーニングを行っていきます。
数を数えますが、右と左で違う動きをしていきます。
◆方法
①1つずらした状態から指を数えていく
片方の手は「グー」の状態
片方の手は「1」の状態
【17】数えて指体操をアレンジ
指を数えて指体操をアレンジするのは、上記の体操と同じように、
●手を叩く
●足踏みをしながら
などの課題を入れればすぐにアレンジすることができます。
ぜひお試しあれ!
指で数を数える指体操です。
アレンジすると5種類生み出せました。
まとめ
①歳を重ねると2つのことが同時に出来にくくなる
②2つのことが同時に出来にくくなると転倒に繋がる
③認知症予防・転倒予防にはマルチタスクトレーニングが有効
④誰でも出来る運動を生活の中に取り入れることが重要
11.介護施設で働く方へ:オンライン介護で「笑顔の循環」を
介護施設で定期的に行われていた、幼稚園の園児との関わりや、音楽鑑賞、体操ボランティアなど、地域の方々と関わる機会が新型コロナウイルスの影響で、無くなってしまいました。
クラスターの発生を警戒して、介護職員の方々も神経を使いながら日々の業務をを行っています。
要介護高齢者の生活基盤を支える介護サービスは、新型コロナウイルスが猛威を振るうさなかでも業務継続が欠かせないエッセンシャルワークの一つです。
さらに、感染すると重症化リスクの高い高齢者へのサービスであることから、スタッフの皆さんは感染対策に大変気を遣っています。
施設・備品の消毒やスタッフの体調管理徹底はもちろん、老人ホームなどの高齢者施設では外部との接触を最小限にとどめるため、家族との面会制限やゲストを招くレクリエーション等を控える傾向にあります。
しかし、貴重な交流の機会を閉ざしてしまうと施設入居者のQOLが低下しかねませんし、面会を希望する家族からも「何とかならないのか」という声が上がっています。
こうした事態を打開すべく、オンラインを活用して行うのがこのオンライン介護予防体操です。
弊社は「笑顔の好循環」をモットーとし、サービスの利用者、家族、スタッフ全員が笑顔になれる介護を目指しています。