リンパとは?役割とリンパ節の流し方

リンパには老廃物の回収と排泄、細菌の退治、ウイルスなどへの抗体を作る、異物や細菌を血管に入れない、などの重要な役割があります。
このリンパが滞ってしますと、むくみ、老廃物が排出されないため免疫の低下、疲労、肩こりなどを引き起こす原因となります。

全身には約800ヶ所のリンパ節があると言われていますが、その中で特に重要なものは「頸部リンパ節(首の付け根、顎」、「鎖骨リンパ節」、「腋窩(えきか)リンパ節(わきの下)」、「腹部リンパ節」、「鼠径(そけい)リンパ節(足の付け根)」、「膝窩(しっか)リンパ節」です。

◆頸部リンパ節(首の付け根、顎)
ここが滞ると、肩こり、頭痛、自律神経の乱れ、二重あごなどを引き起こします。

◆鎖骨リンパ節
すべてのリンパが最後にこの鎖骨リンパに合流します。鎖骨リンパ節は老廃物の最終出口地点がある場所です。
ここが滞ると、慢性的な肩こり、肌トラブル、老化、倦怠感などが起こります。

◆腋窩(えきか)リンパ節(わきの下)
ここが滞ると、二の腕のたるみや肩こりを起こしやすくなります。

◆腹部リンパ節
ここが滞ると、子宮や腸の働きが鈍り、便秘や生理不順、子宮・卵巣の病気などを引き起こします。

◆鼠径(そけい)リンパ節(足の付け根)
ここが滞ると、下半身が太くなり、浮腫んだり冷えたり、生理通などが起こります。

◆膝窩(しっか)リンパ節
ここが滞ると、ひざ痛、足のむくみ、冷えの原因に。滞留が重度になると血管やリンパが腫れて静脈瘤になります。
「第二の心臓」と呼ばれるほど重要なリンパ節です。

こうした症状を改善したり予防するためのリンパマッサージには、ジュニパー、サイプレス、グレープフルーツ、ブラックペッパー、ペパーミントなどのアロマがおすすめです。

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アロマサロンALCでは、「日本心理学会認定心理士」で「精神保健福祉士」でもあるアロマセラピストが、現場経験を通したストレスケアに海外の専門家に学んだ施術を組み合わせながら、お一人おひとりの状態に合わせた心と身体のケアをさせていただいております。

※精神保健福祉士とは心のケアの国家資格で医療チームに導入された専門職です。
(日本精神保健福祉士協会HPより:http://www.japsw.or.jp/psw/index.htm#1)

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